しろうと合気道家日記(仮)

アマチュア合気道家の日記です。

相手のこころに響く稽古を

自らの言葉と行動が一致した時初めて相手のこころに響く。

 

合気道でも仕事でも一緒かもしれません。

 

合気道では受けと取りしかありません。

稽古ではある程度型の決められた動きをすることがほとんど。

 

その限られた制約の中でいかに自由に表現するかが大切であり楽しい。

その限られた動きの中から技を通じて相手の人間性と人生を感じることで自分も成長できる。

 

なので、誰よりも稽古のときはうごかねば。

そうでなければ相手に響かない。

 

若い方から学ぶことの大切さについて

自分より若い方からはとにかく学ばなくてはいけません。

僕は最近特に強く強くそのことを感じます。

黒帯や白帯は関係ないです。

 

稽古に取り組んでいる新人さんや白帯の方でも。

かつての大学の後輩の方たちでも。

 

若い稽古人の稽古や稽古に取り組む姿勢、エネルギー、ひたむきさ、柔らかさ、真剣さから学ぶことの大切さは計り知れない。

 

2~3歳の若さではなく10歳も20歳も若い方から学ばされることは多い。

自分がその年齢の時に果たして同じように合気道に取り組めていたかは自信がない。

大学生のころ、半分住み込みで稽古をしていた時でさえ今の彼らのように取り組めていたかはわからない。

 

そんな自分が参加する日々の稽古で若い彼らに言葉で教えることに熱中しはじめてしまったら自らの陳腐化が進んでいると思う。

 

 

 

途中で方向転換した稽古

10月13日の稽古は仕事終わりからのスタート。

 

久美さんの稽古では最近よく行われる頭にハンカチを置いての稽古。

ハンカチを頭頂部に置くことで姿勢に注力できますが、僕は先日散髪したのでツンツンした髪の毛でしたので物理的に落ちにくかったです笑

 

自分の稽古では正面打ちと諸手どりをメインに稽古。

姿勢とハラに注意してやったのですが…

肝心の相手を自由に伸ばしていく意識が出来ていなかったです。

 

どうしても動きがぎこちなかったような。

 

反省です。

 

最後の方で方向転換して柔らかいことに注力しましたが、コンセプトがブレました。

 

来週はちゃんと…やらねば

 

 

 

肩甲骨が大事じゃないかという話

本日の稽古。

 

18時からの久美さんの稽古が始まってからは珍しく女性が1人だけの参加。(途中でYさん参加)

生き生きと指導する姿がまぶしい。

50肩になったと旦那さんも参加。

 

僕の稽古では徹底して取りが肩甲骨を動かすことを意識して全ての技を組み立てました。

手先ではなく肩甲骨から動かすとすごく受けの反応がちがうんですよねー。

自己満足かもしれないですが。

 

とにかく肩甲骨から動かす技は自分が気持ちよく受けも取りもできるのでやりたいのです。

 

稽古終わりにO里君から、僕と稽古すると学生の時の受けの流れを思い出すと言葉をいただきました。

 

いやーうれしいですね。

若返った気分です。

 

兎にも角にも最近は稽古が終わってからカラダが軽くなるような稽古を目指しています。

 

今日の肩甲骨を意識する稽古も肩甲骨周りを動かす事で血行が良くなって肩こりなどが改善されることを目指してみました。

 

 

 

 

 

 

台風前の稽古 つながりとストレッチ

先週日曜日の関西合気道合同研鑽会以来の稽古です。

 

18時からの久美さんの稽古から参加。

頭にハンカチを置いて落とさないように姿勢をまっすぐ保ちながらの一教。

なるほど、腰を曲げたら気づきますね。

 

久美さんの時間が出来てから高年齢者の多かった土曜日に若手の女性が増えました。

女性の指導者がもっと増えればもっと女性の稽古人も増えるに違いないですね。

 

僕の時間では両手取からのつながりと流れを意識した稽古をさせていただきました。

投げつけず、押さえつけず、相手の体を充分に伸ばして自然にころんでいただくように両手を使ってみました。

 

若い頃、打越さんに杖を持っているように使えと教えていただいた稽古方法です。

 

もう一つ、転身の時に一旦膝に両手を納める事も意識してみました。

 

僕自身、こういった体が伸ばされる稽古の中で自分が受けを取らせていただくことで自分自身のストレッチになってもいます。

 

参加の皆さんありがとうございました。

明日は台風24号が来ますので稽古に行けないのが残念。

 

関西合気道合同研鑽会の話

先日、関西合気道連盟の合同研鑽会という稽古会がありました。

 

僕のばあいは若手世話役(運営委員)の一人として昨年から参加させていただいています。若手とはいいがたいですが、まわりのメンバーも同世代ですので許してください。

僕以外の世話役の方たちはほんとに優秀な方ばかりでお世話になりっぱなしでした。

 

本部道場から 道場長 植芝充央先生にいらしていただいての研鑽会。

先生による若さとエネルギーあふれる稽古がおこなわれました。

 

今回先生より感じた事

400名を超える人数にたいしてぶれずにまっすぐに気持ちを伝えられる力。

稽古をする場にいること自体が楽しなってくる雰囲気の形成。

 

また、本部道場からご同行して来られた林 典夫先生と熊澤 美裕紀先生ともお話や稽古をさせていただきました。お二人とも素晴らしいお人柄でした。

しかもずーっと稽古中受けも取りもしっかり取られているのです。

 

あらためて60歳になろうと70歳になろうと受けも取りもしっかりとれるようになっておこうと思いました。

 

本当に合気道していますと勉強になりますね。

 

 

 

 

 

 

しあわせを感じる瞬間について

土井英司さんというカリスマ書評家&出版プロデューサーの方のブログにこんな記述がありました。

 

”「好きなことを仕事にすると人生が楽しくなる」

 

好きなことを仕事にしている土井としては、まったくその通りだと断言できますが、これにちょっとだけ補足したいと思います。

 

それは、<その仕事に、「幸せ」と言える瞬間がどれぐらいあるか>。”

2018年09月19日のブログ|土井英司オフィシャルブログ「土井英司の自分プロデュース研究所」Powered by Ameba -4ページ目

 

僕がなんだかんだ言いつつも今の仕事ながーく続けているのはお客さまに喜ばれる商品やサービスを提供できた瞬間に幸せを感じるからであり、

合気道を長年続けてこれたのは、合気道の稽古でこの上なく幸せを感じる瞬間があるからです。

 

仕事も合気道も相手が喜んでいただけている瞬間が僕にとって最もうれしく幸せに感じる瞬間です。

 

おそらくそのとき僕の脳の中では脳内麻薬がどぱーと放出されているのは間違いなく、仕事や稽古のしんどさやつらさもこの一瞬の快感によって打ち消されています。

 

私たちは、人を幸せにすることは難しいですが幸せを感じていただく一瞬を作り出すことは出来る。

 

そう思って仕事も合気道も続けていきたいと思います。

 

それにしても・・・40歳を超えると「幸せ」なんて言葉を普通に使えるようになるのですね(笑)